検索エンジンには大きく分けて ディレクトリ型検索エンジン と ロボット型検索エンジン の2種類があります。
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ディレクトリ型検索エンジン
ディレクトリ型検索エンジンは、エディター、サーファーなどと呼ばれる人がウェブサイトを審査し、
ユーザーにとって有益であると認めたサイトのみをデータベースにカテゴリー別に登録します。
ディレクトリ型の長所は、人の手により厳選して登録されているので、質の高いサイトが多い点です。
逆に、短所はそれゆえに登録サイト数が少ないと言う点です。
ディレクトリ型の代表的な検索エンジンといえば、Yahoo!※です。
といってもYahoo!は「ページ検索の結果を表示」というロボット型の検索結果表示を併用しているので
厳密にいうとどちらにも該当することになります。
ディレクトリ型検索エンジンは、人が判断するため、SEOの効果はありません。
しかし、アクセスアップという意味では非常に効果があります。
特に国内ではYahoo!のディレクトリに登録されると大きなアクセスが期待できます。
Yahoo!への登録は、登録されたいカテゴリを選び「サイトの推薦・依頼」をクリックします。
自サイトに適切なカテゴリがない場合は、申請時にカテゴリ追加依頼もできます。
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※10月3日にYahoo!JAPANの検索エンジンが大幅に変わりました
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ロボット型検索エンジン
ロボット型検索エンジンは、クローラー/スパイダーとよばれるロボットが自動的にウェブサイトを巡回し、
収集されたページを、インデクサとよばれるロボットが変換しデータベースに格納します。
ディレクトリ型との違いは、この「ロボット」が自動的に
情報を収集・格納することと、トップページに限らずあらゆるリンクページを対象にすることです。
ロボット型の長所は、すべてのリンクページをたどりデータ収集をおこなうので情報量が多い点です。
逆に短所は、ウェブ上のすべてのページが対象となるため、質の低い情報が含まれてしまう点です。
ただ、検索アルゴリズムの精度が以前より向上したため、最近では質の低いページが上位に表示されることはほとんどなくなってきました。
この検索アルゴリズムを分析し上位表示対策を立てることがSEO対策になります。
ロボット型の代表的な検索エンジンは Google や goo,Infoseek などです。
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クローラー/スパイダーの特性
クローラー/スパイダーとよばれるロボットは、基本的にリンクタグ<A>をたどって巡回します。
メニューの書かれたイメージ(クリッカブルマップなど)や、JavaScriptを使用したプルダウンメニューでのリンクは理解できません。
また、Flash, CGI など動的に表示される情報も同じように理解できません。
リンクはできるだけ<A>タグを使用し、クローラー/スパイダーが巡回しやすいサイト作りを心がけましょう。
サイトのデザイン上どうしても上記のようなリンクを張る場合は、テキストリンクのサイトマップを作ることをおすすめします。
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インデクサの特性
インデクサとよばれるロボットの中には、ページの先頭から一定の量しか読み込まないものがあります。
ページの趣旨と関係のない長文が先頭部分に記述されていると、正確にインデックスされなくなります。
できるだけページ全体をインデックスさせるためにも、先頭部分へのスプリクトやアプレットなどの記述は避けるべきです。
また、多くのロボットはメタタグ<META>を無視します。必要以上に長いメタタグの記述も避けましょう。
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次にロボット型検索エンジンで重要となるキーワードについて説明します。
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キーワードの決定
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